借金で自殺を考える
ちょっと前になってしまったけど、キスケさんのブログ『力耕不欺吾』の2月3の記事”簡単に死ぬ死ぬ言わないでよ”を読んだとき、思ったこと。
私も一番真っ暗な状態だったとき、自殺を考えました。一瞬だけ。
でも、すぐに思い返したんです。
一つには、”今自分が死んでも、家族には迷惑しかかからない”と思ったから。
生命保険等は既に解約してたから。
私が死んでも、家族には何も残らない。借金しか残らない。だから。
何かできることはないか、必死で考えて、必死で調べまくりました。
鬼さんのブログを見つけ、掲示板に書き込みしたのも、この頃です。
そして、私は特定調停という手段を選びました。
それが間違っていたかどうかなんて、わからない。
けれど、当時の私が必死で考え、そして最良の選択だとした道ですから。
今はもう、この道を突き進んでいこうと思ってます。
中学生だった頃にも、一度だけ自殺を考えたことがありました。
あれは、両親が事業に失敗して、転校せざるをえなかった頃。
今にして思えば、転校先の学校でも、周りの皆に私は本当によくしてもらっていたのに。
ちょっと、不登校気味になったりしてました。
けれど、当時の私には死ぬ勇気がなくて。
高校に入った時、こんな自分がイヤで。
私は、自分を変えようと思いました。
内弁慶だった自分のままではいけない、と思い、積極的に自分から話しかけていったり。
結果、沢山の友達ができて、高校生活の3年間は、とても楽しかったです。
そして後から思いました。
「あの時自殺してなくて、本当によかった!」と。
中学~高校の頃って、多感で不安定な時期ですから。
ちょっとしたことで自殺を考えてもおかしくないと思います。
けれども、それをこらえて乗り越えれば、きっと違った人生が見えてくるはず。
中学生の自殺問題が騒がれていた頃、私はよくそう思ってました。
「つらく思ってしまうのは、今だけかもしれないのに。生きようとしないなんて、もったいないよ」と。
きっと後から、「なんであんなことで自殺しようなんて考えたんだろう? バカみたい」って思えるときがきっと来るから、と。
悪いのは周りの環境ではなく、全ては自分の感じ方しだいだと、思います。
自分を変えれば、物事は全て変わってくると・・・今の私は思っています。
そして今、収入の範囲内で貯金したり返済したり生活していく、という真っ当な生活を歩みつつある中で、多少とはいえ金利がかかってしまう銀行の貸越分を返済しようと、私は副業することを選びました。
もっと早く”稼ぐこと”を真剣に考えていたら、私は債務整理という道は選ばなかったかもしれない。
もっと早く借金と真面目に向き合っていれば、こんなに膨らんでしまうこともなかったかもしれない。
それらは全て、仮定にすぎず。
今となっては言っても仕方のないことですが。
経験した人間として、まだそうではない人たちに警告を発することはできると思いました。
けれど、あの時副業することを選んだことで、私は大事な出会いを得ることができました。
自分の生活を何も変えようと思わなければ、決して出会うことがなかっただろう人。
まさかこんなに大切な人になるだろうだなんて、最初は全然思ってもいませんでしたが。
まだ短い期間ですけれども、何度か危機はありました。
その度に私は、自分の今の気持ちを正直にありのままに相手に伝えるようにしてます。
私の場合、今まで割と伝えずに自分の中にしまっておくことが多くて。
でも、そんなことをしても、何の益にもならないことに気づいたので。
それに、いつも正直に真正面から私に向き合ってくれようとしてくれる人だと感じ取れるから。
私も、その人に対して真正面にぶつかっていこうと思ったんです。
このブログで出会った人も、そうですよね。
借金と向き合おうと思わなければ、出会えなかった人たち。
この出会いを大切にしている限り、途中で挫折なんてありえないと思ってます。
何だか支離滅裂になってきましたが・・・・・・。
状況を好転させようと思ったら、自分で自分を変えようとするしかない、ということが言いたかったんです。
真剣に前向きに考えて選んだことであるならば、きっと何かしら得ることがあるから。